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有田川水系では、昭和23年出水で河川が氾濫し、有田川流域流域では大水害に見舞われました。
また、有田町は昔から慢性的な水不足に苦しんでおり、県は抜本的な治水、利水対策を行おうとしましたが、昔から
の家屋の多い有田町内では河川沿いに家屋が密集しており、河川の拡幅は極めて困難な状況にありました。
このようなことから、洪水調節、既得取水の安定化、河川環境の保全等、および有田町水道の水源確保を図るため
に、有田川水系の白川上流部に佐賀県では第1号となる多目的ダムとして、有田ダムを建設したそうです。
また、湖岸には約1500本もの桜の木が植えられ、毎年春には桜の名所となっているそうです。
ダム湖の名前である「秘色の湖」は詩人の山本太郎氏がダム湖の色が青磁の色に似ていたため、中国の古事を習
って命名したそうです。
ダム便覧を参考に作成しております。
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