佐賀県の武雄市に位置するこの地区は水田を主体とした農村地帯ですが水源に乏しく、しばしば干ばつによって大
きな被害を受けている地区だそうです。
 そこでこの繁昌地区に灌漑用のダムを建設し、あわせて土地の基盤整備を行って農業経営の安定を図るための事
業の一環としてこの繁昌ダムが建設されたそうです。
 灌漑専用のダムというだけあって特にダム湖周辺に公園等は整備されておらず、形も至って標準的なアースダムとな
っています。
 

  左岸側下流から提体を見る。アースダムの特徴でも
ある見事なカモフラージュ?によって一見しただけでは
これがダムかどうかは分かりづらいです。
  左岸側から天端を見る。天端上は一般車通行可能と
なっていますが、すれ違いにはテクニックがいりそうでし
た。
 左岸側から提体上流面を見る。ダム湖側は提体保護
のためリップラップが施されていました。
 天端から下流を見る。提体のすぐ下流に土砂捨て場
があるため(向って左のパワーショベルがいるところ)少
し窮屈な感じを受けました。
 天端からダム湖を見る。冬場ということもあり多少水
は少ないように思えました。
 洪水吐を見る。フィルタイプのダムによく見られる横タ
イプの越流式洪水吐でした。
見た感じですが、どうやら年に数回梅雨時期と第風シー
ズンには活躍している感じです。
 上流側から提体を見る。曇り&多少の逆光となってし
まい全体像が見にくい写真になってしまいました。


繁昌ダム緒元
形式 中心コア型アースフィルダム
目的 灌漑用水
河川名、水系 六角川水系高橋川
左岸住所 佐賀県武雄市朝日町大字中野字繁昌
提高 26.4m
提頂長 156.0m
提体積 198,400m3
集水面積 1,580u
湛水面積 7.5ha
総貯水容量 645,000m3
有効貯水容量 596,000m3
クレストゲート 横越流型1門(幅?m×高さ?m)
取水設備 斜樋式(最大0.626m3/s)
事業者 佐賀県
施工者 松尾建設
竣工 1978年
ダム湖名
上記緒元は基本的にはダム案内図を元に制作しておりますが、一部日本ダム協会様の
ダム便覧を参考に作成しております。


佐賀県のダムへ