東京都最大の重力式コンクリートダム、東京都民でも「どこ?」と首を傾げるが「奥多摩湖」といえばみんなわかる。
「都民の水瓶」でもあるこのダム、提高、総貯水量から言っても日本で屈指の大ダムです。秋には紅葉も綺麗であるし
かなりの観光スポットでもあるようで私が見学に行ったときにはカップルばかりであった。平日なのに…
 かなり開かれたダムで駐車場も広く、PR館もあり1日いても飽きないと思います。休日はとても混むことと思われま
す。
 ここに来るまでに国土交通省、東京都交通局に文句を言いたくなることが一杯…道路の案内板、お願いですから国
道〇号線、県道(都道)〇号線の表示も書いてください、他県から来た人間に「〇〇街道」「〇〇周遊道路」とか言われ
たってわからんって、地図には書いてないんだから…おかげで迷って相模湖からここまで渋滞してないのに4時間かか
りました。
 

  紅葉と小河内ダム堤体、堤体の見えるところにはゲー
トが設置されていないのでかなりすっきりした印象を受
けました。
  堤体とは別の場所に設置してある洪水吐、ローラーゲ
ート5門が綺麗に並んでました。奥多摩湖には珍しくか
なり水量があるようでした。
ちなみにここでは洪水吐のことを余水吐というらしいで
す。
洪水吐からの導水路と減勢工、かなり大きな規模の減勢工なのでびっくりしました。放流することがあったら是非ここから見てみたいです。
堤体を左岸側から見たところ、斜めの部分に比べて垂直の部分が綺麗なのがちょっと気になるところです。
堤高が149mあるのでここから見てもかなり迫力がありました。
天端をみる、かなり広く車なら2車線は取れそうでした。巨大な重力式ダムは天端が広く、下をのぞかなくともその迫力が伝わってくるようです。
天端からPR館方面を見たところ、中央やや右に見えるのが洪水吐、左に見えるのが取水口。ダム湖には警視庁や消防局のボートも一杯浮かんでました。
堤体正面下部を見たところ、放流されているのは多摩川第1発電所で使用した水と思われます、かなりの量使用するようです。
堤体を正面から見る、かなりの迫力を感じるとともに、戦前に着工したとは思えない堤体に見とれてしまいます。ただ大きすぎて両端が入っていないのが悔やまれます、広角レンズほしい…
かなりの難工事であったのか87名もの殉職者を出したそうです。


小河内ダム緒元
形式 重力式コンクリートダム
目的 上水道用水、発電
河川名、水系 多摩川水系多摩川
左岸住所 東京都西多摩郡奥多摩町
提高 149m
提頂長 353m
提体積 1,675,680m3
集水面積 262,880u
湛水面積 425ha
総貯水容量 189,100,000m3
有効貯水容量 185,400,000m3
クレストゲート ローラーゲート5門(幅12.1m×高さ7.2m)
事業者 東京都
施工者 鹿島建設
竣工 1957年
ダム湖名 奥多摩湖
上記緒元は基本的にはダム案内図を元に制作しておりますが、一部日本ダム協会様の
ダム便覧を参考に作成しております。


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