
木曽川を遡っていき、木曽川と飛騨川が分かれてすぐの木曽川側にあるダム。
ダムの管理者は関西電力で基本的には発電用のダムですが、ダム湖から愛知用水を取水しているなど利水ダムとし
ての一面も持っているようです。
このダムは今渡ダムより多少新しいですが、竣工したのは1943年とやはり戦前です。当時からエネルギー資源のほ
とんどを輸入に頼っていた日本にとって、自給できるエネルギーの確保が最重要課題であったのでは?と思いました。
なお、土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されているそうです。
 |
右岸側から見る、このダムはラジアルゲートが14門
装備されており、ダム一面ラジアルゲートで覆われてい
るように見えます。
ラジアルゲート好きな人にはたまらないダムかも?
|
 |
上流左岸側からダムを眺める。冬季であるからか貯
水率は高めのようです。
|
 |
ダム湖左岸側にある水資源機構の愛知用水取水口。
ラジアルゲート2門から取水中の様子、ダムの管理者は関西電力だが、利水については水資源機構も権利があるのかな?
最近改修されたようでラジアルゲート3門の立派な取水口でした。
ここは開かれた施設のようで、日中であれば自由に見学できるようでした。 |
|
兼山ダム緒元
|
| 形式 |
重力式コンクリートダム |
| 目的 |
発電、灌漑用水、不特定用水 |
| 河川名、水系 |
木曾川水系木曾川 |
| 左岸住所 |
岐阜県加茂郡八百津町大字和知字針田 |
| 提高 |
36.3m |
| 提頂長 |
205.7m |
| 提体積 |
105,000m3 |
| 集水面積 |
2,452,000u |
| 湛水面積 |
102ha |
| 総貯水容量 |
9,392,000m3 |
| 有効貯水容量 |
3,793,000m3 |
| クレストゲート |
ラジアルゲート14門(幅?m×高さ?m) |
| 事業者 |
関西電力 |
| 施工者 |
間組 |
| 竣工 |
1943年 |
| ダム湖名 |
? |
上記緒元は基本的にはダム案内図を元に制作しておりますが、一部日本ダム協会様の
ダム便覧を参考に作成しております。
|