嘉瀬川ダムは佐賀県嘉瀬川に国土交通省が建設を進めているダムで、洪水調節、流水の正常な機能の維持、かん
がい用水及び水道・工業用水道の供給を目的とするものです。
 佐賀県平野部を流れる河川は有明海等の特性から感潮域が中流まで達しており、水源として利用できない水が多
く、また地下水のくみ上げ過多による地盤沈下の影響も受けやすい地域だそうです。これによって生じる水不足の解
消、及び梅雨、台風による洪水の緩和を行うダムが必要とされていたそうです。
 また、嘉瀬川ダムの建設に関してなるべく情報を公開しようという動きが強いらしく、「嘉瀬川ダムナイスデイ」という機
関紙が定期的に発行されていて見学広場などで無料で配布されていました。
 完成すれば佐賀県の重力式コンクリートダムで提高では厳木ダムに続き2番目に、総貯水量では1番大きなダムと
なる予定です。
 

  まだまだ建設途中のダムですが、すでにPR用の見学
公園がありました。
 看板左のキャラクターは嘉瀬川ダムのマスコット「ピッ
キョン」嘉瀬川ダムと流れる水、そしてカジカをイメージ
して考えられたキャラだそうです。
たいていの人の目にはカエルをイメージしたものに見え
ると思いますが・・・
  嘉瀬川ダム見学広場に展示してあった「PRパネルそ
の1」、このパネル上ではまだ「建設省嘉瀬川ダム・・・」
となっていました。
 佐賀県における嘉瀬川ダムの位置と諸元が書いてい
りました。
 嘉瀬川ダム見学広場に展示してあった「PRパネルその2」、こちらは最近設置されたようで綺麗なパネルでした。
嘉瀬川ダムの完成予想図とダムサイトに見学に来た人々の賑わいが描かれていました。
嘉瀬川ダム見学広場に展示してあった「PRパネルその3」、嘉瀬川ダム建設予定地の航空写真。
付け替え道路、水没予定地区が丁寧に書き込まれていました。
パネル下部の「PH」部分にはこれから何か貼り付ける予定なのでしょうか?
嘉瀬川ダム見学広場に展示してあった「PRパネルその4」、提体本体工事が行われる位置を示したもののようです。
見学広場から見た角度で撮られていました。
ダム軸予定地のズーム写真、現在はまだ付け替え道路等の工事を進めているようで、ダム軸には調査のため木を伐採して看板を立てただけのようです。
 これから基礎岩盤が出るまで掘削されるのでしょう。
少し見にくいかもしれませんが、写真中央やや左の赤と白の看板の高さまで天端くるようです。
嘉瀬川ダムが建設されることによってそのダム湖に沈む運命の九州電力「川上川第2ダム」、提高は15m以下のようでダム便覧等には掲載されていませんでした。
スライドゲート1門から放流中のようでした。


嘉瀬川ダム緒元
形式 重力式コンクリートダム
目的 洪水調整、農地防災、不特定用水、河川維持用水、
灌漑用水、上水道用水、工業用水
河川名、水系 嘉瀬川水系嘉瀬川
左岸住所 佐賀県佐賀郡富士町大字小副川字詰谷 
提高 97m
提頂長 480m
提体積 1,220,000m3
集水面積 128,400u
湛水面積 270ha
総貯水容量 71,000,000m3
有効貯水容量 68,000,000m3
クレストゲート
放流設備
事業者 国土交通省九州地方整備局
施工者 山崎建設
竣工 2011年
ダム湖名
関連ホームページ 国土交通省嘉瀬川ダム工事事務所
上記緒元は基本的にはダム案内図を元に制作しておりますが、一部日本ダム協会様の
ダム便覧を参考に作成しております。


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