岩屋川内ダムは塩田川水系の治水対策として、河川改修と併せて上流ダム群による洪水調節を行うことで洪水被害
の軽減を図るために岩屋川内川中流部(嬉野町)に建設された最初のダムです。
 近年になり治水対策としてのもうひとつのダム「横竹ダム」も完成し、共に塩田川の洪水から有名な温泉地である嬉
野町、塩田川下流の塩田町、有明町及び鹿島市北部を守る重要な役目を担っています。 
  岩屋川内ダムは、洪水の調節、既得取水の安定化、河川環境の保全等を目的とする治水ダムにあたります。 

 
ダム直下にある公園から提体を見上げる、いい色合い
のコンクリートに緑色のラジアルゲートがちょうどよく似
合っています?
河川維持用水の放流で副ダムから越流していました。
もう少し近づいてパシャリ、コンクリート打設時のブロッ
クの大きさがわかるぐらい境目がはっきりしています。
もう少し天気がよければもっと綺麗に見えるのでしょう
が・・・
左岸側にある主放流設備のハウエルバンガーバルブ、1800mmのバルブからの放流を是非この位置から眺めてみたいです。
左岸側の山の上からダムを見る、ここは林道となっていて自由に立ち入ることができます。
電線が少し邪魔ですね。
左岸側から提体下流面を見る、建設されて約30年というのに50年ものぐらいの貫禄漂う表面です。
左岸側から天端を見る、一般車の通行は可能ですが重量制限2tまでのようです。
3ナンバーサイズの車でも十分通れそうな幅はありました。ただしすれ違いは軽でも無理なようです。
天端からダム湖を見る、木々の生え方から見るとこの辺りが常時満水位のようです。
治水ダムなので常時満水位を低めに設定してあるのでしょうか?
天端から下流をのぞく、河川維持用水が減勢工に放流されているのがよくわかります。
下流右岸側は公園になっており減勢工のすぐ近くまで立ち入ることができます。
右岸側から提体下流面を見る、左岸側から見るのと違い、こちらはあまり苔なども生えてなく普通の30年もののように見えます。
やはり日当たりの違いでしょうか?
右岸側から提体上流面を見る、2門並んだラジアルゲートの横にハウエルバンガーバルブ用のコースターゲートが見えます。
通常の水位ではクレストのラジアルゲートまで水はこないようです。
なおラジアルゲートの高さは6.789m、狙ったのでしょうか?
天端から下流を望む、佐賀県は標高の高い山が少ないため各ダムのダムサイトも低めの山あいに作られることが多く、天端から比較的遠くまで下流を眺めることができます。
こんな景色を見るとひと時ですがダムに来た疲れなども忘れることができるような気がします。
この先には有名な温泉地「嬉野温泉郷」がありますので本格的な癒しはそこで行いました。


岩屋川内ダム緒元
形式 重力式コンクリートダム
目的 洪水調整、農地防災、不特定用水、河川維持用水、
河川名、水系 塩田川水系岩屋川内川
左岸住所 佐賀県藤津郡嬉野町大字岩屋川内山中平
提高 59.5m
提頂長 192m
提体積 136,400m3
集水面積 10,700u
湛水面積 14ha
総貯水容量 2,500,000m3
有効貯水容量 2,280,000m3
クレストゲート ラジアルゲート2門(幅7.00m×高さ6.789m)
コースターゲート ローラーゲート1門(幅2.85m×高さ2.85m)
放流設備 ハウエルバンガーバルブ1門(1800mm)
事業者 佐賀県
施工者 大林組・松雄建設
竣工 1973年
ダム湖名
関連ホームページ 佐賀県ホームページ
上記緒元は基本的にはダム案内図を元に制作しておりますが、一部日本ダム協会様の
ダム便覧を参考に作成しております。


佐賀県のダムへ