うらが型掃海母艦は掃海母艦「はやせ」と機雷敷設艦「そうや」(いずれも44年度艦)の老朽更新として、またペルシャ
湾掃海作業の実績を踏まえて母艦機能の充実を図るとともに、掃海ヘリコプター(MH-53E)用の航空掃海具(MK−
105)のドックからの投入・揚収が可能な航空掃海支援機能を有する艦として計画されました。現在「うらが」「ぶんご」の
2隻が就役しています。
 機雷敷設能力や航空掃海支援機能を持たせたために乾舷が高くなってしまい、掃海艇を横付けるために中部付近
にレセス(乾舷にあいている穴)を配置するなどの工夫がなされています。ただこのせっかくつけたレセスが現在主流
の掃海艇「すがしま型」にはやや位置が合わず、人員移乗などの際に苦労しているようです。
 また、マストの形状の変更や艦橋構造物に傾斜をつけるなどステルス性を意識した設計になっています。

掃海母艦うらが

うらが型掃海母艦のネームシップとして平成9年に日立造船舞鶴工場(現在はユニバーサル造船舞鶴工場)にて竣工。
掃海隊群に所属し横須賀に配属されている。

補給のため掃海艇を錨泊艦横付けしているところ。
これは双方の船のふれ回り(風によって船が一定の方向を向かず常に動いていること)を計算しなければならない難しい技術を要する作業です。
掃海母艦ぶんご

うらが型掃海母艦の2番艦として平成10年に三井玉野造船所にて竣工。
掃海隊群に所属し呉に配属されている。
「うらが」との大きな違いは艦首に76mm砲が装備されていることである。

MH-53E掃海ヘリの発着艦訓練中の写真。

その他の写真

性能要目
基準排水量 約5650t
全長 約141.0m
全幅 約22.0m
喫水 約5.4m
速力 約22Kt
主機、軸数 ディーゼル2基2軸
乗員数 160名
主装備 62口径76mm速射砲  1基(ぶんごのみ)
値段 約300億円




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