海上自衛隊において唯一の砕氷艦、日本においても唯一南極に航海できる船でもあります。
 2代目の砕氷艦「ふじ」の老朽化に伴い新たに建造された「しらせ」ですが、等艦もすでに就役から20年以上たち、代
替艦の建造案も浮上しています。ただ、予算が承認されても就役までに最低3年近くかかることから後数年は現役とし
て南極に行くことになります。
 「しらせ」は世界でも5番目に大きな砕氷艦であり、艦首角を水面と21度とすることや、氷の圧力を受けやすい部分に
高張力鋼を使用するなどの工夫により氷厚1.5mまでは3ノットで連続砕氷することが可能となっています。
 また、砕氷を補助するためのヒーリング・タンク(船をワザと左右に傾けるもの)や、動揺の緩和を目的とした減揺タン
ク等も装備されています。また推進機はディーゼルエレクトリックを使用し、軸数も3軸にするなど迅速な前後進及び増
減速が出来るようになっています。

砕氷艦しらせ

しらせ型砕氷艦の1番艦として昭和57年に日本鋼管鶴見造船所(現在はユニバーサル造船)にて竣工。
横須賀地方隊に配属されている。
南極にて物資の積み下ろしをしているの最中の写真。








(写真提供 JUN様)

性能要目
基準排水量 約11600t
全長 約134.0m
全幅 約28.0m
喫水 約9.2m
速力 約19Kt
主機、軸数 ディーゼル6基
補助電気推進6基 3軸
乗員数 170名
主装備 ヘリコプター        3機
各種洋上観測設備  1式




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