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国道327号線をナビの通り進んでいくと塚原ダムはま
ずこの角度で挨拶してくれました。
左岸側からゲート付け替え工事が進んでいるのがわ
かります。
なお、ダム湖の水位を下げるためか工事のため河川
維持用水用の取水が出来ないためかゲート1門から放
流中でした。
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ダム便覧や色々な資料では「塚原ダム」だが地図上では「古園ダム」となっていることが多いようです。
しかしこのバス停の「古園円提」って・・・なに? |
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九州電力では本名?の「塚原ダム」と読んでいるようです。
なおこちらの門は工事が始まる前までは開放されていて一般者の見学は自由に出来たそうですが、現在ではゲート付け替え工事を実施中のため硬く閉ざされていました。 |
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と、言うわけでトンネルを抜けダム上流側の門から見学用通路に侵入です。
↑(実は九電に予約などまったくしていなく、事後承諾で見学許可を頂きました、工事関係者の皆様勝手に入ってスミマセンでした、知らなかったんですよぉ〜)
手前に見えるのは発電用の取水口のようです、工事のためかこのときは取水していないようでした。 |
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天端から下流を見る、川の濁りは放流中のためかと思いましたがどうやらこの川(耳川)の水はこのような色をしているようです。 |
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年季の入った減勢工と思われる建造物、いい感じに崩れています。今も減勢工として用をなしているかは不明
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天端からダム湖を見たところ。
流木やごみが一杯です。なぜか流木止めの内側に固まっているのが謎ですが・・・
このごみの中には人が乗れそうなほど大きな軽石も浮いていました。 |
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ダム右岸側にある慰霊碑、このダムの工事で殉職された44名の方々を祭ってあります。
慰霊碑に献花してあった花はまだ新しく、定期的に交換されているようでした。 |
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右岸側の上流面を見る、ダム湖に浮かんだごみがなければとても綺麗な景色なのではと思いました。
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右岸側の下流面を見る、建設から70年たったとは思えないほど綺麗な顔をしています。
年季の入ったダムにつき物の苔などがあまり生えていないことに驚きです。 |
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天端の右岸側突端にある塔、この塔をはじめ天端の欄干?にも万里の長城を模した凹凸がついていました。
慰霊碑のデザインをはじめ、戦前に作られたとは思えないほどデザインに凝ったダムだと思いました。
なお、塔の上には登れませんでした。 |
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塔内部の通路から天端を見る、普通に天端を眺めるよりもとても神秘的に見えます。
この塔はこのほかに天端中央部に2つと左岸側突端に1つあり、計4基の塔でダム天端を飾っています。 |
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天端中央部から左岸側を見る、右にある屋根のある建物はゲート操作室です。何機かに「故障中、触るな」の札がかかっていました。
中央に見えるクレーンはゲート交換工事用に新たに設置されたものです。 |
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交換されるのを待つラジアルゲート、70年もの時間がんばって提体とともに水を支え、時には放流しダムの保全に尽くした立役者最後の姿です。
ゲートを交換するためにゲート上の天端は取り払われていました。工事が終わったらまた新たに設置するそうです。 |
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発電用の取水口に設置してあった集塵機、最近は稼動した形跡はないので、随分前に故障したままのようです。
銘盤に「石川島」製と書かれているところが年季を感じさせます。 |
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ダム湖側から提体を見る、工事中にもかかわらずダム湖にはたっぷりの水が湛えられていました。
これから後数十年、まだまだ若いもんには負けずがんばっていってほしいと思いました。 |